第3章 〈リクエスト〉竜胆の家【黒バス:青峰】
私のナカが痙攣しているのも構わず抱き寄せられて激しく突き上げられる。
「やあっだいっき…っ!まっ…っ!」
「もう少しナンだからあとちょっと我慢してろって…!」
苦しそうな大輝の声と抱き締められる腕の強さに何も言えず、ただ激し過ぎる快感に耐える。
浴室に濡れた身体がぶつかり合う音と抜き差しする度に起こる水音、そして私の嬌声が入り混じって重なる。
「やっ!も…っ!だめぇっ!」
「オレも…っイ…クッ」
ズルッと熱い塊が抜け、背中に熱い性が吐き出される。
2人とも荒い息を吐きながら、その場にズルズル座り込む。
「もう…ぜってー立ったまんまやんねー…腹筋めっちゃキチー…っ」
「…っはっ…は…ぅっこのドスケベヘンタイ大輝っ!」
──べちぃっ
尻尾を掴んで猫のネットを思いっきり大輝に投げつける。
「っはあ?」
頭からネットと泡をぼたぼた落としながら私を見る大輝。
そんな顔しても許さない。
「よっくも無理矢理してくれたわね!」
「──っはあ?全然のりのりだったじゃねーか!」
「無理矢理2戦目かました上に生だったじゃない!しかもまた精子まみれにしてくれやがって…っ」
怒りでぶるぶる震える。
「ンだよ気持ち良さそうな顔してたし、俺は一発じゃねーか。しかもちゃんと外に出したんだから大丈夫だろーが!」
反省もくそもない大輝の態度に怒りのボルテージがガンガン上がる。
「大丈夫じゃないわよ!万が一ナンかあったらどうしてくれんのよ!」
「ねぇよ。ちゃんと外に出してんだから」
お得意の耳をコリコリ小指でかきながら人を馬鹿にしたように笑う。
「───────っ!!もう知らないっ!!」
ざばんとお風呂に飛び込んでこれ見よがしに足を伸ばしてやる。