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夜の詰め合わせ。【裏SS】

第2章 〈リクエスト〉青色はコブシの恋【黒バス 青峰 ラブラブ】


くちゅくちゅと濡れた音がリビングに響いた。
初めての時はものすごく痛いって聞いてたけどむしろ気持ち良すぎる位で、ダイキ君の指が動く度に腰が揺れて、声が出る。

「や、あぁ…っは、あぅっ」

入口から奥までダイキ君の指がストロークする。
ゴツゴツした関節や柔らかな指の腹が擦れる度にお腹の奥に甘い痺れが広がっていく。
じっとしていられなくて、腰が揺れるのが止められない。

「…入れて良い?」

我慢出来ない、といった感じで問い掛けてくるダイキ君。
恥ずかしくて言葉に出来ず、こくんとひとつ肯く。

ぴたりと入口に当たる熱い存在に、期待感が高まる。
ゆるゆると入口を確かめたあと、一息に刺し貫かれる。

「────っきゃあああああぁぁぁっ!!」

今までのとろとろとした快感を台無しにするような激痛に犯される。

「!?」
「やぁっいたいぃ…っうご、か…ないでぇ…」

泣きながらダイキ君にすがりつく。
冗談じゃない激痛。
入口からずくんずくんと疼くような痛みが襲ってくる。
奥は無理に押し広げられる痛みで、自然に涙が零れ落ちる。
子供の様にぼろぼろ泣きながらいやいやと首を振る。

「だ、大丈夫か?」

心配してくれているのが解っているのに、大丈夫だと言えない痛みにまた、涙が溢れる。
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