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夜の詰め合わせ。【裏SS】

第2章 〈リクエスト〉青色はコブシの恋【黒バス 青峰 ラブラブ】


しばらく睨んでみても全く懲りていない様なので、諦めてキャベツの千切りに戻った。
必要量を切り終えた所で、水にさらす。
調味料を手早く混ぜ合わせてラップを掛けて完成。

小さく息を吐いた途端に後ろから抱き締められた。

「きゃあっ」
「……待ちくたびれた」

少し拗ねたように言うダイキ君は何だかとても愛しくて。
回された腕に手を添えて笑う。

「終わったよっ」
「んじゃあ遠慮なく」

回された腕がスルリとほどけてくるりと視界が回る。
身体ごと回されて、ダイキ君の腕の中にすっぽりおさまる。

「こっち見て」

手を顎に添えて持ち上げられた。
近づいてくるダイキ君の顔にぎゅっと目を閉じる。
唇への柔らかな感触と共に、お尻にぞわりと違和感。

「!?」

驚いて目を開くと、悪戯な瞳と視線が絡む。
腰から割れ目を伝って手のひらでお尻を握られる。

ざわざわと背骨を伝って登ってくる今まで感じたことの無い感覚に自然と背中が反っていく。
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