第6章 distance
副社長「大人になった松本に報告。櫻井が回復したら、大野と貴方の処分を決めるから」
マネージャー「え?どうしてですか?納得出来ません。松本さんたちは、助けただけですよ?あの場合、仕方ないのでは?」
副社長がマネージャーの顔をじっと見る。暫く、沈黙が続く。
副社長「ふ~ん?仕方ない?岡田も三宅も怪我させられてる。ほんとに、松本も大野も加減しないから…。大体ね、芸能人だっていう自覚がないよ?!処分は当然です!わかった?」
マネージャーが「でも…」と庇ってくれるけど…。
「それでいい。俺も先輩達にやり過ぎた…。このことは、翔のために、表に出ないようにして欲しいです。どうか、、頼みます…」
専務「わかってる。それは当たり前でしょう?とにかく、櫻井の回復を待とう。それから、また話し合おうか?」
マネージャーが副社長と専務とともに、事務所に帰って行った。
翔と2人きり…。
さっき、中途半端に翔に触れてしまったから…。
俺の…股間が…。ああ、もう…何考えてるんだ?
副社長に「襲うな」って、言われたろ…?
椅子から立ち上がり、部屋の中をグルグルと歩き回る。深呼吸をしてみる。
……全然、落ち着かない!
翔を見てみると、点滴のお蔭か?顔に赤みが刺してきている。
周りを見渡す。
ちょ、ちょっとだけ、なら…。いいよな?
ベッドに上がって、翔に触れないように跨がった。
翔の顔の横に手を置いて、唇に軽く触れる。
……やっぱり、無理!我慢できね…。
舌を入れて、ちゅぶ、くちゅ、と貪った。
これは…止まんねえぞ…。
和「うわぁ。潤君…やりますね~」
雅「松潤ってば…我慢できないの?」
智「………」
3人が入ってきたことさえ気付かない程、夢中になっていたらしい…。
~~~恥ずっ!
ベッドから降りて、気丈に振る舞うけど…。
ニノは口に手を当てて、笑いを堪えてるし。相葉さんは何回もタメ息吐くし。大野さんは睨んでくるし。
あ~あ、最悪だ、もう…。