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コトノハ 【気象系BL短編集】

第10章 さよなら ぼくのともだち


翔「雅紀。のぼせちゃうから上がろっか?」

ええ~。
まだシタい…のに。

翔ちゃんの腹にすでに復活したオレをわざと擦り当てた。

あ…これ、キモチイイ…。

翔「雅紀…なんか当たってるんだけど…?」

顔を真っ赤にしながら絞り出すような声で聞いてくる。

「当たってるんじゃなくて、当ててるの。ねえ、シタいな…シヨうよ?」

翔「え?ええっ⁉シ、シ、シ、シタいって…雅紀、大丈夫なの?」

なにが“大丈夫”?
翔ちゃんの肩に手を置いて首を傾げた。

翔「…だって、さ、智くんから、挿れられる方はゲキイタッって聞いてたから…」

ああ。
だから、抱かれるのあんなに嫌がってたのかぁ。
ていうか、いつの間にリーダーにそんなこと聞いたんだろ?


「へぇ~そうなんだ~。全然痛くなかったよぉ~?すっっごくキモチヨカッタ!」

翔「そ、そうなの?じゃあ、良かった。……俺もこんなにドタバタじゃなくて、ちゃんとシタいから、ベッド行こうか?」

「ええ~?もう我慢できないからこのままで良いよ~。それじゃ、行っくよぉ~♪」

翔ちゃんの復活したのを掴んで俺の蕾に宛がった。

翔「ま、待て待て待て待て~!挿れる準備とかしなくていいのか⁉それに俺、もっと雅紀を触ってからシタい…って聞け~‼」

なんだか、翔ちゃんがブーブー文句いってるけど、俺はもう止まんなくなっちゃったから、自分から翔ちゃんのを一気に挿入れた。

お湯の助けもあってか?
スムーズにズブズブと挿入っていって、とっても…

「あっ、ああ…き、キモチイイ~よぉおっっ!」


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