• テキストサイズ

コトノハ 【気象系BL短編集】

第10章 さよなら ぼくのともだち


今日はトントン拍子に収録が終わった。
時計を見ると19時を少しすぎたとこ。

こんなに早く帰れるなんて♪
よこ誘って呑みに行こうかな~?

みんな、さっさと帰り支度をしている。
松潤なんか、もう呑みに行く相手見つかったみたい。
早いなっ?!
俺もよこにLINEしてっと…。

ニノとリーダーが「じゃあねえ。またねぇ」って仲良く肩なんか組んで帰っていった。
なんか、いいなあ~、あの2人♪

俺もとりあえず帰るかな?
楽屋を出ていこうとすると、松潤と翔ちゃんが何だか深刻そうな面持ちで話してるのが見えた。

何となく声をかけ辛くて、小声で「お疲れ様です」と言って、楽屋を出た。
何、話してたんだろ?



「ああ、呑みすぎた~」

よこと呑むのって、ほんとに楽しいやぁ~♪
だから、ついつい呑みすぎちゃうんだよなぁ~。

家に入るなり、誰もいないのに「ただいま~」なんて、言ってみた。
ふふふ。これじゃ松潤みたい…。
なんて、考えながらリビングの扉を開けたら

「あれ?何で…」

潤「おかえり」

翔「………」

松潤と翔ちゃんがソファーに横並びに座っていた。

潤「呑んだの?まあ、いいや。座って?」

松潤に促されるままにソファーの2人と向かい合わせになるようにラグの上に胡座をかいた。

/ 315ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp