第7章 Still…
【S】
潤「ちょっと出るわ…」
和「潤くん!私も行きますから…」
潤が頷く。
多分、智くんか岡田くんのところかな?って、思ったけど聞けない…。
知らない方が良いこともあるよな?
潤「翔。迎えに来るまでここで待っててくれよ?」
「わかった。いってらっしゃい」
いつも通りの笑顔、できたかな?
和「私は、家に寄ってから行きますから。先に行っててください」
潤が、俺に軽く口付けて「じゃあ、行ってくる」って出ていった。
相葉くんと2人。
何してようかな?
雅「翔ちゃん。とりあえず、なんか食べる?」
「そういえば、起きてからなにも食べてないや」
雅「え~⁉なんで?俺が電話したときに起きたんだったら…あっ!」
「なに?」
相葉くんが、ニヤニヤしながら舌舐めずりしている。
なんか、思い付いたんだな?
「どうしたの?」
雅「翔ちゃん。松潤とエッチしてたんでしょう~?だから、遅れて来たんだあ~?」
「ええっ⁉な、な、なんで…そう思うの?」
雅「ん?えっとねー。勘!」
恐るべし。相葉雅紀!
ヤバイ!恥ずかしすぎる!話を代えよう。
「そ、それより、なんか食べようぜー」
雅「ん?そだね。朝ごはんはチョー大事だもんね?」
なんか、CMみたいだな?
それから、相葉くんが玉ねぎのみそ汁とチャーハンを作ってくれた。
朝からボリューム、凄いな…。
満腹になったら、眠くなった。
それに…朝から激しい運動…したし…。
雅「翔ちゃん。眠い?」
「う~ん…?ちょっと、だけ…」
雅「俺も、眠いからさー。一緒に寝ようよ?」
一緒に~?
眠くて、頭が回らねえや~。
「そうだな?寝るか?」
相葉くんと2人で、ベッドに横になった。
相葉くん家のベッドって、フカフカで…気持ちい~。
雅「翔ちゃん。もう、寝た?」
「う?まだ…寝てにゃ…」
雅「そう?ネコさんに、なってるよ?可愛い♪」
「男に、きゃわいいって…」
あー、もー、ダメだあー。
おやすみにゃさい…。
雅「翔ちゃん…。可愛いなー」
なんか、口に柔らかいものが当たった気がするけど…。ま、いっか…。
そのまま、眠りに入った…。