第7章 Still…
【A】
翔「あっ…あっ…い、や…ああっ…」
潤「んっ…ヤベッ…」
うわあ~!
すっごい…。
まさか、ほんとに…。
―1時間前
「翔ちゃん、いらっしゃ~い」
和「いらっしゃいませ。遅かったですね?」
翔「あ、ごめん。そうだ。下で智くんと会ったよ。なんか、ふらついてた」
和「………そっかぁ」
ニノが翔ちゃんたちをリビングに誘導する。
俺は、飲みものの準備でもしますかね。
翔「相葉くん。手伝うよ」
「翔ちゃん。ありがとう。でも、お客様だから座っててよぉ?」
翔ちゃんの背中を押して、松潤の隣に座らせた。
翔ちゃんってば、ほんとに気ぃ使いすぎ!
だから、おかあさんって言われるのかな?
まだお昼だから、麦茶でいーかな?
みんなで無言で麦茶を飲んだ。
潤「翔。来たばっかだけど、用は済んだし。帰るか?」
翔「ん?まさか、潤が相葉くんに…したの?」
翔ちゃんの顔が~っ!怖い~。
和「翔さん。安心してください。雅紀に私が触らせるわけないでしょう?」
翔「……ほんとに?」
「ほんとだよっ!…あ、俺ね。翔ちゃんと松潤にお願いがあるんだけど?」
翔ちゃんたちの前に正座する。
潤「そういや、言ってたな。何?俺らにできること?」
松潤が、翔ちゃんの肩を抱き寄せた。
「うん。あのね?松潤たちのエッチ、見たいなーって…ダメ?…っ!イッター!」
ニノが、俺の肩にチョップしてきた。
和「何考えてんだよ⁉バカ雅紀!」
「ごめぇん。見てみたかったんだもん~」
肩を擦っていたら、松潤が翔ちゃんの手を引いて立ち上がった。
潤「俺は、別に見られても構わないけど?翔次第。どうする?」
翔「え?え?え?」
翔ちゃんの瞬きが増えてきた。
「翔ちゃん。おねが~い」
潤「翔。相葉くんのお願いだよ?聞いてあげようよ?」
翔「じゅ、潤が言うなら…いいよ…」
和「マジですか…」
ニノが、ゴクリと唾を飲み込んだ。
「ほんとに?ありがとう~」
潤「それじゃ、早速スルか?翔」
翔ちゃんがコクりと頷く。