第7章 Still…
智「…うぅ…は、腹が…」
「どしたの?腹、痛いの?」
タオルケットを捲った。
大ちゃんが膝を抱えて丸くなってる。
額や首筋に汗が滲んでいる。
俺と、いっしょだ…。
なんか、変なもん食ったっけ?
智「あ、相葉ちゃ…ううぅ…助けてぇ…」
大ちゃんの手を握って
「俺も痛いから、一緒に頑張ってこう?ニノが、薬買いにいってるから、ね?」
大ちゃんが、コクコクと頷く。
俺もベッドに横たわった。
手を握りあった。
ニノが、バタバタと帰ってきた。
大ちゃんと2人で薬を飲んだ。
飲んだ安心からか、少し痛みが引いた気がした。
「何で、俺と大ちゃんだけ、腹、下したのかな?」
ニノが、急に「あっ!」って、大声をだした。
和「潤くんが言ってた…。ナカに出したら、ちゃんと出さないと後で腹痛起こすぞって」
「ねえ?何で、大ちゃんも腹痛になったの?」
和「あっ…そ、れは…」
智「ああ。ニノがおいらに突っ込んだから…」
和「わーわーわー!」
ニノが、大ちゃんの口を手で塞いだ。
「ふーん。俺が寝たあと、2人でシタんだ?」
和「あ、ああ…」
智「うん…でも、1回しかシテないから…」
和「バカ智!そういうこと、言うなよ…」
ふーん。そう…。
俺が、寝てる間に、ねえ?
なーんか、ムカムカするなー。
30分後。
松潤が、来てくれた。
あれえ?翔ちゃんはぁ?
やっぱり、松潤に襲われた?
潤「翔は、後から来るから。それで?俺が、忠告したこと忘れてナカに出したままで、寝たんだな?」
和「はい…」
潤「まったく…。仕方ない。俺が、教えてやるよ」
「何を?」
潤「後処理のやり方。とりあえず、風呂に行くぞ」
俺と大ちゃんの手を引いて、ズンズンと歩いていく。
潤「とりあえず、俺が、見本見せてやる。よく見とけよ?」
大ちゃんに浴槽の縁に手をつかせて、腰をつき出すような姿勢を取らせた。
智「松潤!は、恥ずかしいよ…」
潤「そんなこと言ってる場合か⁉これ、しとかないと、後からツラいの、お前なんだぞ?」
松潤が、慣れた手つきで、処理を始めた。
このあと…俺もあれ。されるのかなぁ?
ああ、恥ずかしいよぉ。怖いよぉ。