第7章 Still…
智「…ぁぁっ、うぅっ…んっ、んっ…」
俺に負担かけないようにって、智が頑張ってる…。
智「あっ!…でっかく…にゃ、にゃったぁ…ふふ…」
「…ああ。智…イイ…よ…」
智「…ふぅ、ふふふ…」
智がふわりと笑う。
なぜか胸がチクッとした。
この人の笑顔なんて、見慣れてるはずなのに…。
智「ねえ…も、ダス…イイ?」
「…おお、イケ…おれも…んっっ…し、しめすぎ…だっ…さと、しっ…」
智「あ、わかんねっ…こと…いうな…」
智の腰を持って下から突いてやる。
智「ひっ、あ、ああっ…ふひゅぅ…」
智が俺の腹に熱を飛ばした。
ガクンッと力なく俺の肩に寄りかかってきた。
「ハハッ。智、ふひゅぅって、なんだよ?もっと可愛い声出せよ」
智「ハア、ハア…んもう!るっさい!出ひゃったの!バカッ!」
智がほっぺをぷくっと膨らます。
三十路なのに、可愛いんだよなー。
こんなこと思う俺も相当だな?ハハッ
「なあ?俺、まだ、なんだけど?」
智「んあ?」
「俺がイクまで、付き合ってよ?」
智「ん?…お、おぉ…おいらは、どうすりゃいーんだい?」
智の腕を俺の肩に回させる。
「このままで居てくれれば、いいですからね?今度は私が動きますよ」
智「おめえ、腰、大丈夫なんか?」
「腰、は…大丈夫ですよ。それより…智、動くよ?」
智「おお」
智をベッドに寝かせて、ゆっくりと腰を送った。
智「んっ、んっ、んっ…あ、ああ…かじゅぅ…キシュ…」
智の要望通り、キスをしてやる。
直ぐに舌が入ってきて、それを絡めてやる。
口と結合部から、厭らしい水音がしてきた。
智から漏れ出て聞こえてくる声にも煽られて、智のナカに熱を吐き出した。
智がうとうとしてきた。やがて、スースーッと寝息が聞こえてきた。
雅紀は、横でぐっすりと眠っている。
ふふふ。2人とも、可愛いな…。
2人を見ていたら、俺も眠くなってきた。
「智。雅紀。おやすみ~」
俺は、眠気に勝てず、裸のまま、智と雅紀の間に入り込んで眠りに就いた。