第7章 Still…
【N】
智は、余裕ないのか?性急に雅紀を愛撫していく。
雅紀が甘い声を上げながら、ビクビクと揺れている。
俺は、2人の姿を見ていたら、ウズウズしてきて…。無意識に自分のを扱きはじめた。
智が雅紀に挿れて、ゆっくりと動きだした。
ベッドがギシッギシッと、一定のリズムで揺れだした。
2人の足下で、俺も一緒に揺さぶられる。
手の動きも連動するように…止まらない。
雅「…あっ…ひぁっ…ぁあ、ああっ…」
智「ん、はぁっ…雅紀…雅紀ぃ…」
どうやら、限界が近いようだ…。
俺も、出そう…。
雅「あっ、ああ…ん、ぁぁあっっ…」
智「ま、さき…ナカに…いい?…はぁ…」
雅紀がコクコクと頷くのが見えた。
智が「いくよ」と囁くように言ったあと、腰が大きく動いて果てた。
智が、ドサリッと雅紀の胸の上に横たわった。
2人の荒い息づかいが聞こえてきた。
智「雅紀。ありがとう」
智が、雅紀のおでこにチュッとキスしている。
ヤッベ。2人を見てて、イキ損なった!
智が、振り返って俺を見てくる。
智「かず。雅紀が寝ちゃったで?なんか、着せるか?」
俺は、智を押し倒して後孔に触れた。
智が驚いた顔で俺を見てくる。
智「かず。なに?」
「ん?挿れさせて?」
智「はあ?やだよ」
俺は、智の言葉を無視して蕾に指を入れた。
智が、ビクッと跳ねた。
智「お、お前が…好き、なん…雅紀、でえ、ないの?」
「そうだよ。雅紀が寝ちゃったんだから、責任取ってくださいよ?」
智「え~、何で?」
「貴方が来なければ、もう1回できたかもしれないでしょ?」
智「うっ…。ごめん…」
「だから、ここで、償ってくれればいいですからね?」
智は、暫く黙りこんで、足を広げた。
智「どうぞ」
「ふふ。優しくしてあげますよ…」
智「頼むで?」
「わかりました」
智の蕾を解していく。
智「…あふぅ、ん、ん、うぅ…」
「挿れるよ?…ゆっくり、息、吐いて…」
智「フーフー…」
智、素直じゃん。お前も可愛いな~。