• テキストサイズ

コトノハ 【気象系BL短編集】

第7章 Still…


「はっ?」
雅「だから、好きって言ってんの!」
「お前の好きってさ…」
雅「うん?」
「私のとは違う…と…思うぞ?」
雅「え?そうなの?」
「ああ。昨日のこと聞いて、好きって勘違いしてるんだって…」

相葉さんが、真剣な顔になって、俺を押し倒してきた。
俺に馬乗りになり、見下ろしてくる。

雅「勘違い?違う!」
「違わないよ…」
雅「俺。そこまで馬鹿じゃない!」

相葉さんが、俺にキスしてきた。
直ぐに顔が離れて、俺を見てくる。

雅「この先の事も出来るよっ!ていうか、したい!」
「したいって…。お前、怖いって大泣きしたんだぞ?すっげえ、痛いらしいぞ?」
雅「いいよ!ニノが好きだから。それにさ。翔ちゃんに出来て、俺に出来ないわけないっ!」
「そこ、張り合うとこじゃねえよ?」
雅「ニノ。俺を抱いてくれる…でしょ?」

岡田氏。こいつは、予想以上だわ…。
敵わねえな…。最強だよ…。

「後悔するなよ?嫌って言っても、止めねえ。わかったか?」
雅「オッケー♪」

軽っ!マジでわかってんのか?
女の時と違って、自分がサれる方なのに…。
俺達は、手を繋いで、寝室に行った。

雅「ねえ、ニノ。服って脱がせる派?俺はね~、一緒に脱がせっこが好き~」
「はぁ。……もう少し、緊張感を持て!それに、雰囲気を大事にしろよ⁉」
雅「あ、それ!女の子たちにもよく言われてた~。ごめんね?」

それでか。振られてばっかなのは…。

「お前の、…いや、雅紀の希望を聞いてやるよ。どうしたい?」
雅「いいのぉ~?」

雅紀が満面の笑顔になって、ベッドにダイブした。
俺の方を向いて、身体を横にずらして、空いたスペースをポンポンと叩く。
そこに来いってこと??
雅紀に促されるまま、ベッドに横たわる。

雅「やっぱり、ニノがしたいようにシて、いーよ?」

……マジか⁉

/ 315ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp