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コトノハ 【気象系BL短編集】

第7章 Still…



【O】

翔「これから、智くんはどうしたいの?ニノと相葉くんとどうなりたいの?」

翔ちゃんの言葉がずっと頭の中をグルグルする。
俺は…どうしたいんだろ?

昨日、相葉ちゃんを見て、興奮したのは…翔ちゃんと何故かダブったから。…なんだよな~。
全然、違うのに。何でだろ?


雅「ひゃはーーー!たにょしいねー、りーらー」
「おーーー!」

身体が火照ってきて、皆で全裸。
いやあ、楽しいなぁ。

「相葉ちゃん。かーわゆい。ねえねえ~。チュッチュしていー?」
雅「えー?チュッチュー?なんらかわかんにゃい。でみょ、していーよー?」
和「おいおい…。チュッチュって。この!酔っ払い!調子に乗んなっ!」

ニノにデコピンされた。
すんげえ、いってぇの…。
相葉ちゃんが、爆笑してる。
あ、また…。相葉ちゃんが、翔ちゃんとダブった。

「相葉ひゃーーん!」
雅「う?にゃに?」

相葉ちゃんに、ドーンッとぶつかって床に押し倒した。
後頭部を強かに打ち付けて、痛がる相葉ちゃんに馬乗りになった。

和「大野さん⁉何やってんのよ?」

ニノが、腕を引っ張ってくるけど。構わず、相葉ちゃんに口付けた。

雅「フンガッ!」

相葉ちゃんから、フランケンみたいな声が出た…。

和「あ!こら!大野!」
「ふふぅ。かわゆい、相葉ひゃん。もう1回~ん~~っ」
和「止めろって!」

ニノが俺を思いっきり、突き飛ばしてきた。
俺は、床に叩きつけられた。
いって…。
背中を擦っていたら、ニノが相葉ちゃんにキスしているのが見えた…。

「あれ?ニノ?」
和「大野さん。貴方のせいだから…」

え?俺のせい?……何で?
ニノと相葉ちゃんから、ちゅくっ、ちゅぷっと聞こえてきた。
その光景を見ていたら、俺の下半身が熱くなってきた…。


今、思い出しても…不思議だ。
どうして、相葉ちゃんが翔ちゃんにダブったのか?

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