• テキストサイズ

コトノハ 【気象系BL短編集】

第7章 Still…


「とりあえず、翔くんのところに行こう?」
雅「うぅ、いってえ。…そうだね?でもさー、松潤と裸で抱き合ってたらヤバイねーって……あ、リーダー…。ごめん…」
和「……バカ」
「ん?気にするな。病院の人が居るのに、出来ねえんじゃね?」
和「ふーん…。意外と冷静」

起きたら裸!なんてドラマみたいな事件は、後回し!
おいら、翔ちゃんの方が気になる!
松潤のやつ。絶対翔ちゃんに無理させる筈!
ニノの違和感とか、相葉ちゃんの身体のこととか。問題は山積している。
それよりもとにかく、早く翔ちゃんに会いたかった。


病室に入ったら、松潤が怒りを露にして、グルグル部屋の中を歩いている。

雅「おはよう♪翔ちゃん、調子はどうだい?」
和「おはようございます…あらら。潤くん、荒れてますねぇ~」
「おはよう…松潤~。こえぇなぁ~」

翔ちゃんの姿がない。
松潤が、あんだけ怒ってるってことは…昨夜はヤってないな?
よし!先生に頼んで、点滴に入れて貰った睡眠薬が効いたんだな?
ハッハッハー。松潤~ザマミロ!

翔ちゃんがトイレから出てきた。顔色が大分良い。
良かった~。
ニノと相葉ちゃんと目があって、自然と笑顔になる。

松潤が、相葉ちゃんを連れ出した。多分、昨夜のことを相談するんだろう~?
松潤は悩み事があると、翔ちゃんか相葉ちゃんに相談するからね~。
2人とも、お兄ちゃん気質だからかな?

和「喉乾いたんで、飲みもの買ってきますね。要ります?」

翔ちゃんもおいらも断った。
ニノに奢って貰うのは、あとからが怖い…。
今、翔ちゃんと2人きり…。2人きりーーー!!

「しょ、しょ、翔ちゃん。ゆっくり休めた?」
翔「うん。ぐっすり」

翔ちゃんと2人きりになることなんて…。何回もあるのにさー?
……やけに、緊張する。
何でだろう?

/ 315ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp