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【WJ】短編

第13章 【甘(R18)】素直になれなくて/木葉秋紀


 遥香をベッドに押し倒し、めくれたスカートから覗く、下着の上から秘部に指を這わせた。下着の上からそこが濡れていることが分かった。


「濡れてんぞ。」
「一々そういう事言わなくていい!」


 はいはいと適当に返事をし、下着の隙間から指を滑り込ませた。既に潤いを帯びたそこはすんなり俺の指を受け入れた。が、中はキツく、指一本がやっとって所。もう片方の手で、蕾を指の腹で転がせば、体を震わす遥香。そして、腟内をゆっくりと掻き回す。静かな部屋に卑猥な音と遥香の口から漏れる甘い声。指をもう一本増やし、執拗に攻めた。


「や、だ、秋紀…っ、」
「こんなに濡らしてんのにイヤはないだろ?」
「だ、めだ、から…っ、」


 指の動きを早めると、甲高い声を上げ体を震わせ、俺の指をギュッ締め付けた。…イったか?乱れた呼吸、涙目で俺をキッと睨みつける遥香。普段のコイツを知ってる分、その姿に余計興奮した。遥香の膣から指を抜き、彼女のショーツに手を掛けた。遥香の手元にある避妊具を開け、自身に被せた。そして遥香の割れ目に押し当てた。


「入れるぞ?」
「…うん。」


 充分に濡れた遥香の花弁をいきり立った肉棒で一気に貫いた。…きっ、つ!入れた瞬間、引きちぎられるんじゃないかって位締め付けられた。遥香の顔を見ると苦しそうな表情を浮かべていた。


「…お前もしかして初めて?」
「何よ、悪い?」


 …マジかよ。誘ってきたくらいだし、経験あると思ってたのに、まさか処女だったとは。つーか、初めてがこんなんでいいのか?ここまでして辞めるってのもアレだけど、遥香痛そうにしてるし、初めてが俺じゃ可哀想だよな。


「初めてはさ、好きな奴とやれよ。まあ、もうやっちまったけど。…佐日早とか。」
「ここまでやって今更やめるとか言わないでよ。初めてだから秋紀がいいんだもん。」


 涙ながらにそう言った遥香を不覚にも可愛いと思ってしまった。ただの幼馴染みとしか思ってなかったのに。


「なるべく優しくするよう努力する。出来るかわかんねーけど。」
「秋紀が私で気持ちよくなってくれるならそれでいいよ。」
「馬鹿そういう事言うな。優しくしてやれなくなる。」
「うん、いいよ。」


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