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【WJ】短編

第13章 【甘(R18)】素直になれなくて/木葉秋紀


「で、何しようとしてんだよ。」
「ベルト外そうと思って。」
「アホか!」


 俺のズボンに手を伸ばし、ベルトに手をかける遥香。何が嬉しくて誕生日に幼馴染みに避妊具着けてもらわないといけないんだよ。ベルトを外されまいと、両手でベルトとズボンを掴み抵抗した。


「何?恥ずかしいの?昔一緒によくお風呂入ったじゃん。」
「いつの話だよ。」
「んー幼稚園?」


 幼稚園生の時と今じゃ全然違うだろうが。さっきから何なんだよコイツ。


「嗚呼、恥ずかしいの?なら私から脱ぐよ。」
「は?」


 羽織っていたカーディガンをポンとベッドに投げ捨て、着ていた上着を脱ぎ捨てた遥香。上半身は下着姿。淡いブルーの下着が露になる。コイツ意外と大きい───じゃなくて!


「何脱いでんだ!早く服着ろよ、ど阿呆!」


 なんて怒りながらも、視線が遥香の胸から離せない。俺だってそういうのが盛んなお年頃。目の前にいるのが幼馴染みと言えど、そんな姿を目の当たりにして冷静でいられる訳がない。つーか、なんなのコイツ?


「秋紀、外して?」


 そう言って俺の手を自分の胸元に押し当てる遥香。それに俺の理性はぶっ飛んだ。


「誘ったのはお前だからな。」
「うん。」


 背中のフォックに手を伸ばし、パチンと音がして、外された下着。遥香の腕をすり抜け、下着はベッドに落ちた。ぷるんと揺れ俺の目の前に現れたその膨らみに手を伸ばす。俺の手に少し余る大きさの胸を揉む。嗚呼、幼馴染み相手に何やってんだ俺。

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