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【WJ】短編

第12章 【甘】ストロベリーに侵されて/月島蛍


 休み時間の度に違うクラスの子やら、上級生からプレゼントを渡される月島君。月島君はそれを全ていらないと突っぱねて、山口君が謝罪する。諦めて教室に帰って行く子もいれば、強引に渡そうとする子もいる。それでも月島君はいらないの一点張り。そして、断られたプレゼントを山口君が全て受け取り、山口君の机もロッカーもプレゼントでいっぱいに。


「なんだ山口、今日誕生日か?」
「いいえ違います。」
「月島の誕生日か。」


 答えを聞く前にその結論に至った先生。それに皆して一斉に笑った。

 月島君、折角月島君のために、って女の子が用意したプレゼント断るなんて勿体無いな。まあ、多分渡しに来る女の子達、皆知り合いってワケじゃないからだろうけど。月島君カッコいいからな。なんて思いながら授業を受けた。


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