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第1章 バレンタイン
【バレンタイン(高杉晋助編)】
「はい」
「あ?何の冗談だ、これは」
昔馴染みにチョコあげていた彩菜は、一応晋助にもチョコあげる事にした
「まあ、一応形だけあげとく」
「ククッ、そうかよ」
「よし、あと1人」
「何だ、まだ誰か渡してねェーのかよ?」
てっきり、自分が最後だと思っていた晋助は、軽く驚いた
「え?あ~、うん。まあね」
その言葉で、晋助はピンと来た
「ふ~ん………」
晋助は、ニヤニヤしながら、彩菜を見た
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