第4章 Knockin' on Heaven's Door
いたい…いたいよ…やめて…
なんで?なんでそんなことするの?
やめて…
「ご満足いただけましたか?」
「長野くんは…悪いやつだな…」
痛いことが終わったら、長野博士の気配がした。
僕の身体には臭い液体がかかっていた。
お尻の穴がいたい…
なんでこんなことするの…?
「くっくっ…この子はね、あそこの具合だけはいいんですよ」
「なんだ…君も試したのか」
「お客様に出すんですからね…商品チェックをしなければ…」
商品…?
「ああ…今まで抱いたどの子よりも具合が良かったよ…」
「それはありがとうございます」
「生きたおもちゃも悪くないね…」
おもちゃ…?
「この事は内密に…だけど…もし興味のある方がいれば…」
「口コミってやつか…いいだろう。紹介しよう」
「ありがとうございます」
「ふ…眠っている子を強姦するのも、乙だな」
「皆さんそうおっしゃいます」
ごうかん…?
「声一つ立てない、人形だな…」
人形…
「またそれがいいと言われる方も居ます」
「気に入った。また頼む」
「かしこまりました。ではあちらの部屋に風呂の用意がしてあります」
「ああ…ありがとう」
やがて、部屋からは人の気配が消えた。