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SHELTER【気象系BL小説】

第18章 The beginning of the story8


「潤…」
「ん…?」
「好きだ…」

愛おしい…

「潤が、好きだ…」
「翔…」
「雅紀も…智も…皆…」

こんなにも人を愛おしいと思う日が来るなんて…
人と繋がることが、こんなにも嬉しいと思う日が来るなんて…

「好きだって…わかった…」

身体の奥に入ってる熱が、愛おしい…

「ああ…」

急に潤が腰を引いた。
ずるりと俺から抜け出たと思ったら、すぐに突き上げるように戻ってきた。

がつんと身体の奥に痛みと衝撃を感じる。

でも、嬉しかった

「そんなかわいいことばっかり言うからっ…我慢できないっ…」

潤が俺と繋がって、気持ちよくなっていることが嬉しかった

「潤っ…あぁっ…」

ぎゅっと後ろから抱きしめられながら、しあわせすぎてまた涙が出た。

「ごめ…も、無理っ…」

中の潤が、ぐっと大きくなるのを感じた。

「翔っ…好きだっ…」
「潤っ…」

悲鳴みたいな声しかでなかった。
痛みと、圧迫感と…
そして、世界一の幸福。

知らなかった


愛って

気持ちいいんだ




「翔…?」

目を開けたら、雅紀が俺の顔を覗き込んでた。

「良かった…気がついた…」

ホッとした顔をして、微笑んだ。

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