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SHELTER【気象系BL小説】

第12章 The beginning of the story3


その日は、梅雨だというのにとっても天気のいい日だった。
前日までの雨で湿度が高くて蒸し蒸ししてた。

でも空を見上げたら、きれいなブルーで。
白い雲がよく映えていた。

町田と一緒に帰ってきた俺は、リビングに招いて一緒にゲームをしていた。
リモコンを持ちながら身体を動かすゲームをしてると、案外町田が運動神経が良くて感心した。

ゲームをしてたら、部活を終えた姉ちゃんが帰ってきて、ゲームに参加しだした。

夕食を作る合間を縫って、かあちゃんまで参戦してきた。

途中で父ちゃんも何故かいつもよりも早く帰ってきて、早速ゲームに参加してきた。

「もー!リモコン足りない!」
「じゃあお母さんはお父さんと一緒にしよう」
「えー、おかあさん町田くんと一緒にしたい」
「えっ!なにそれ!私も智より町田くんがいい!」
「ひどい…」
「ひどい…」

俺ととうちゃんは涙を流しながら一緒のチームになった。

「よおおし!負けねえぞっ!」

そう言って町田が張り切って腕まくりをした時、家のチャイムが鳴った。

「あら。誰かしら」

モニターを確認したかあちゃんが首をかしげた。

そこにはこの暑いのにスーツを着た男の人が写ってた。

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