黒子のバスケ:赤司征十郎 R18 キミはオレのもの
第12章 聖なる夜
お会計を済ませて外に出る。
「お腹いっぱいだねー!」
赤「腹ごなしに少し歩こうか」
近くの公園まで歩いていくことにした。
ゆっくりと歩きながらどこに遊びに行きたい、何が面白かったと他愛もない話をする。
この時間がオレは結構好きだったりする。
絢とオレだけの時間。
そんな気がする。 絢も同じように思ってくれているだろうか?
「あ!今度スケート行きたいなぁ~ 征十郎はスケート得意?」
赤「人並みにはできると思うよ」
「ほんと?じゃあ今度みんな誘っていこうよ!」
赤「…2人だけじゃないのか?」
「2人でもいいけど…たまにはみんなで遊びたくない?」
赤「…たまにはいいかもしれないな」
「だよね!さつきちゃんに後で連絡してみるね!」
本音を言えば2人きりがいいのだが、絢が楽しそうにしているので同意しておくことにした。
家に帰れば2人きりだしな。
少しくらいはいいだろう。
「ブランコー!懐かしい!」
絢は公園に着くなりはしゃぎだした。
まるで小さな子供だな。
赤「…パシャ」
「え、もしかして今写真撮った?」
赤「ああ。子供みたいで可愛かったからね」
「消して!そんなとこ撮られてたなんて恥ずかしい!」
写真を消そうとオレの携帯に手を伸ばしてきた。