黒子のバスケ:赤司征十郎 R18 キミはオレのもの
第24章 再会 *
赤司side
赤「すみません、こちらに先程かき氷を買いに来た女の子は来ませんでしたか?」
店員「ああ、さっきの?その子なら名倉とデートするってどこかに行ったよ」
赤「っ…! そうですか、ありがとうございます…」
まさか本当にデートしに行くなんて…『従兄弟は結婚できる』。
黒子の言葉が頭によぎる。
そんなの許せるはずがない。絢を手放すなんてオレにはできない。
今だってデートの約束をした絢の方が悪いと思っているが、絢がオレから離れていく位ならいくらだって謝ってやる。
オレのプライドなんて絢の大切さに比べれば些細な事に過ぎないのだから。
赤「オレから離れていかないでくれ…絢…」