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黒子のバスケ:赤司征十郎 R18 キミはオレのもの

第12章 聖なる夜



赤司side

絢はさっきからずっと楽しそうだ。
連れてきて正解だったな。

「きゃー!美味しそう!なに食べる?」
赤「たくさんあるな…」
「紫原くんくらい大きかったら全種類食べられそうだよね」
赤「ふっ…確かにな」

二人であれこれ料理をとって席につく。
…絢、取りすぎじゃないか?

赤「そんなに食べれるのか?」
「大丈夫!食べるから!」

自信満々の顔。 おそらく残すな…




「せ、征十郎…」
赤「…お腹いっぱい?」
「うん…」
赤「だから量が多いと言っただろう?」
「だって食べたかったんだもんー!」
赤「全く…半分は食べてあげるからもう少し頑張れ。」
「ありがとう~」

なんとか残すことなく食べきった。
お腹がパンパンに膨らんでいる。
それなのに…

「よし、次はデザート!」
赤「まだ食べる気か?」
「デザートは別腹なの!」

そういってケーキを取りに行く絢。
オレはもう入らないからな?

「美味しそう~♪ 征十郎はほんとに食べないの?」
赤「もう入らないよ。 コーヒーだけでいい」
「コーヒー苦いから嫌い…」

ケーキを食べながら嫌そうな顔をする。

赤「慣れれば美味しいよ?飲んでみるか?」
「じゃあ少しだけ………やっぱり苦いよー!」

慌ててケーキを食べている。
可愛いな…

赤「…絢」
「なに……っ!」
赤「ん…ペロ…甘いな…」
「く、唇なめっ…!」
赤「ご馳走さま(にこ」
「人が見てたら…」

赤い顔で抗議してくる。
そんな顔してたらまたキスしたくなるじゃないか。

赤「そろそろ出ようか」

人がいないところでなら絢もそこまで怒らないだろう。


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