黒子のバスケ:赤司征十郎 R18 キミはオレのもの
第12章 聖なる夜
黄「…じゃ、また明後日学校で!」
黒「はい」
紫「またね~」
部活後、みんなそれぞれ帰って行く。
赤「絢オレ達も帰ろうか。」
「うん!」
「…そういえば私、赤司くんに呼び方直そうと思うんだけど…」
赤「駄目だ。」
「即答!?」
赤「なぜわざわざ戻すんだ?このままでいいだろう。」
「だって学校とかでうっかり呼んじゃうんだもん。征十郎のファンの子に睨まれるし…赤司くんの方がいいかなって…」
赤「見せつければいいじゃないか。オレは絢のものだからな。」
「っ…!///」
赤「だから戻さなくていいよ。もし何かあるときはオレを呼んでくれ。絢のこと護るから。」
「わ、分かった…」
私のもの…ファンの子たちには申し訳ないけど優越感だ。
「ふふ…」
赤「何を笑ってるんだ?」
「何でもないよ~」
途中でスーパーで食材を買って二人で家に帰る。
これもいつものお決まり。
新婚さんみたいだなんて思ったのは私だけの秘密だ。
赤「そうだ、明日は朝から出ようと思っているんだが大丈夫か?」
「大丈夫だよ!」
夕ごはんを作りながらデートの予定をたてる。
「どこに行くの?」
赤「少し遠出して…ホテルのランチビュッフェに行こうと思うんだ。」
「え、それってこの間テレビでやってた所!?」
赤「そうだよ。 行きたがっていただろう?」
「ほんとに!?やったー!!」
嬉しい。
あのホテルのご飯本当に美味しそうだったんだよね。
「明日楽しみだなぁ…♪」
赤「楽しみなのはいいけど、焦がさないようにな?」
「え?あっ!ハンバーグがー!」
ギリギリ…セーフ…?
真っ黒なハンバーグにはならずにすんだ。