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黒子のバスケ:赤司征十郎 R18 キミはオレのもの

第11章 12月のプレゼント



赤「ふぅ…ご馳走さま」
「全部食べてもらえてよかったー!…デザートにケーキもあるんだけど食べれる?」
赤「食べられるよ」
「じゃあ持ってくるね!」

そういって持ってきたケーキにはロウソクがささっていた。

「ハッピバースデートゥーユー……♪」

絢が歌ってくれている。

「…おめでとう赤司くん!(ふにゃ」
赤「このケーキ…もしかして作ったのか?」
「…喜んでほしくて…ど、どうかな?」
赤「っ…こんなに嬉しい誕生日は初めてだよ…」

今日の料理も全てオレのためだけにしてくれたことだ。
嬉しいに決まってる。

「ほら、赤司くんロウソク消して?」
「ああ…」

ふっと息を吹き火を消した。
形の綺麗なショートケーキだ。
きっとこのケーキも何度も練習してくれたのだろう。

「チョコとかもいいと思ったんだけど、ショートケーキにしたんだ。赤司くんの髪はイチゴみたいに真っ赤で綺麗だから」
赤「そんなことまで考えてくれたのか。今日は絢からもらってばかりだな」
「…まだあげるもの残ってるけどね?(ボソ  赤司くん食べて食べて!」
赤「モグ…甘さ控えめで美味しいよ。絢も一緒に食べよう」
「うん………赤司くん…前みたいにキスしながら食べよ…?///」
赤「え……ん、いいよ。おいで…」

オレの膝の上に絢を座らせる。
自分からこういうことをしたいと言うなんて絢にしては珍しい。
オレが誕生日だからなのか?
だとしたら嬉しいプレゼントだな。

オレはケーキを食べ、ゆっくりと絢の口内に舌を絡めた。


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