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黒子のバスケ:赤司征十郎 R18 キミはオレのもの

第11章 12月のプレゼント



部活が終わり、外に出てみるとすっかり夜になっていた。
冬は暗くなるのがほんと早いな。


「…っくしゅ!」
赤「寒いのか? …また手袋してないな。いつもつけろと言っているだろう?」
「だって…スマホ触るときに何度も外すの面倒くさいし…ついつい忘れちゃうんだよね~」
赤「全く…ほら、手かして。」

私の手が赤司くんのコートのポケットにおさまった。
赤司くんがこうやって暖めてくれるので、手袋がなくても私の手はぽかぽかだ。

「ありがとう」
赤「お礼はキスでいいよ?」

これは赤司くんが私をからかうときの冗談だ。
こう言われて赤くなる私の顔を見ては面白がっている。
…でも今日の私はいつもと違うんだから!
明日もっと大胆なことをするつもりなのだ。
キスくらい…できるもん!

「…赤司くん、こっち向いて…?」
赤「なんだ……っ!//」
「お礼のキスです…///」
赤「っ…やられた…今日は随分大胆なんだな…」
「ンッ…!」

口づけて離れようとしたら赤司くんに抱きしめられそのまま食むようなキスをされた。

「あ、赤司くんここ外だよ…!」
「誰も来ないよ…」
「ふぁ…ンン…っ…」

どんどん深くなるキス。
待って、外はさすがに恥ずかしすぎる。

「ま、っ…赤司く…お家、帰ってから…!」
赤「…分かってる…あと一回キスしてから…」
「ん…」


あと一回、赤司くんはそういって何度もキスをしてきた。
どこが一回なの、もう…


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