黒子のバスケ:赤司征十郎 R18 キミはオレのもの
第9章 小さな違和感
風呂から上がり、リビングに行くと彼女がソファで小さくなっていた。
赤「絢」
「あ、赤司くん」
明らかにほっとした顔。
しまった、彼女を一人にしたことで不安にさせてしまった。
赤「明日は午後からの練習だし、今日はゆっくり眠るといいよ」
「うん…」
赤「…一応客間もあるけど…オレと同じ部屋で眠るかい?」
「…いいの?」
赤「絢がそっちの方がいいのならそうするといい。ただし、寝てる間ずっと抱きしめさせてもらうけどね?」
「ふふ…その方がよく眠れそう…」
オレたちは同じ布団で眠ることにした。
「わっ…赤司くんのお布団ふかふかだね…」
赤「そうかな?気に入った?」
「うん!」
赤「絢が望むだけここにいるといい。オレは大歓迎だよ」
「っ…ありがとう…甘えてばっかでごめんね…」
赤「オレとしてはもっと甘えてほしいくらいだよ?」
「もう十分甘えてるよ…」
絢がオレにすり寄ってきた。
赤「そろそろ眠くなってきた?」
「ん…そうみたい…」
赤「ん…サラ…お休み絢…」
「おやす…み…」
抱きしめながら髪をなでてやるとスヤスヤと規則正しい寝息が聞こえてきた。
今夜はいい夢を…主にオレの夢を見てくれるといいなと思いながら彼女のつむじにキスを落とし、オレも眠りについた。