• テキストサイズ

黒子のバスケ:赤司征十郎 R18 キミはオレのもの

第7章 涙の告白



さつきちゃんに送り出されて私と赤司くんは花火を見る場所を探していた。

赤「この辺りがいいな…ここなら大人数でいても迷惑じゃないだろう。」
「そうだね、ここにしようか」

2人でシートを敷いて座れるようにした。
どうしよう…どのタイミングで告白ってしたらいいのかな?
今?
花火の時?
帰るとき?

どれが正解なのか分からない。


赤「場所も決まったし…何か買いに行かないか?」
「そ、そうだね!お腹すいたし…焼き鳥食べたいなぁ~」

うん、今告白はやめておこう。
腹が減っては戦はできぬって言うし、何か食べてからのほうがいいよね!
逃げてるわけじゃ…ないよ、うん…。



赤「焼き鳥のほかに食べたいものは?」
「うーん…赤司くんは?」
赤「オレか?そうだな…たこ焼きかな?」
「じゃあたこ焼きも買いにいこ!」

2人でたこ焼きの屋台に向かおうとしたとき。

『あ、あの…赤司くん!ちょっといいかな?』
赤「何か?」
『少しだけ…時間がほしいんだけど…』


嫌な予感がする。


赤「…分かった。 すまない、すぐに追いつくから先に買いに行っておいてくれ」
「っ…じゃあ、先に行くね…」

ダメ。
今赤司くんを行かせちゃダメ。でもどうすれば?
行かないでと駄々をこねるの?


彼女でもないのに?



結局、私は一人でたこ焼きを買いに行った。


/ 215ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp