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黒子のバスケ:赤司征十郎 R18 キミはオレのもの

第7章 涙の告白



絢side

「…だめだ、落ち着かない!」

私は一人暮らしのアパートで時計とにらめっこしていた。
集合時間にはまだ早い。
けれど、このあとのことを考えると心臓がバクバクして家に一人でいるのが落ち着かない。

「まだちょっと早いけど…学校に行こうかな」

家でこうしているより外の空気でも吸って少し落ち着こう。
そう思い、予定より早めに家を出た。



まさか赤司くんがいるなんて。
思ってもみなかった状況に緊張と嬉しさが混じり合う。


赤司くんに告白すると思うと落ち着かず、早めに家を出たとは言えないので夏祭りが楽しみ過ぎてと誤魔化した。


『その浴衣…とても似合ってるよ』
「っ…ほんと? ありがとう!!」


頑張ってよかった!
赤司くんに褒めてほしくて何度も練習した着付け。
今日はなんだかうまくいきそうな気がする。

2人で話していると1人、また1人と門の前に集まってきた。


赤「あと来ていないのは青峰達か。」
黄「どうせまた青峰っちのせいで遅れてるんスよ」

青「わりー遅れた。」
桃「青峰くんが二度寝してたせいでしょ!ちゃんと謝って!」

「あはは!」

みんなが集まったので祭り会場に移動することに。
よーし、頑張るぞー!


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