黒子のバスケ:赤司征十郎 R18 キミはオレのもの
第5章 挙動不審
赤司くんたちがそんな話をしているとは露知らず、私たちはガールズトークに花を咲かせていた。
桃「それにしても絢ちゃんと赤司くんが仲直りしたみたいでよかったー!」
「え?喧嘩なんてしてないよ?」
桃「でも様子が変だったし…赤司くん見たことないくらいに落ち込んでたんだよ?」
「そうだったんだ…」
周りからはそんな風に見えていたのか。
私の態度、ほんと悪かったんだな。…反省!
桃「これからは何かあったら私にも相談してね?できる限り力になるから!」
「さつきちゃん…ありがとう!」
バスケ部に入ってよかったことは2つある。
1つは部員のサポートができること。
こんなにやりがいがあるなんて知らなかった。
そしてもう1つはさつきちゃんだ。
こんなに優しい友達ができるなんて思ってもみなかった…
…さつきちゃんに相談してみようか…赤司くんのこと…
「さつきちゃん、あの…今日時間ある?少し相談したいことがあるんだけど…」
桃「もちろんいいよ!そうだ!明日休みだし家に泊まりに来なよ!2人でおしゃべりしよ?」
「いいの?じゃあお言葉に甘えて…」
さつきちゃんの家にお泊り…楽しみだ!
ハードな部活をこなし、帰る時間。
よく考えたらコイバナなんて初めてだ。
うまく話せるかな?
なんだか照れくさい気持ちになりながらさつきちゃんのお家に向かった。