黒子のバスケ:赤司征十郎 R18 キミはオレのもの
第5章 挙動不審
紫「あれ?赤ちんどうしたの~? ご機嫌だね」
赤「そうか?」
黒「今朝とは大違いですよ」
確かにそうかもしれない。
今朝は絢に嫌われたのでは?と不安でいっぱいだったからな。
今は…嬉しさでいっぱいだ。
彼女が自分から一緒に行こうと声をかけてくれた。
そんなことは今まで一度もなかったので、思い出すだけで笑みがこぼれそうだ。
赤「ちょっと…良いことがあってね」
黄「あ、分かったっス! 絢っちでしょ!」
緑「なぜ雛乃が出てくるのだよ」
黄「え、緑間っち知らないんスか? 赤司っちは絢っちのことがすー…モガモガ!」
赤「え?そんなにトレーニングがしたいって?仕方ないね…いつもの倍のトレーニングメニューを特別に用意してあげよう」
黒「黄瀬くんは本当におバカさんですね」
紫「身から出た錆だね~」
彼女には聞かれなかったようだ。
楽しそうに桃井と話している。
こんな風に人伝で告白するつもりはない。
近い内に…オレ自身の口から伝えよう。
どれほどキミのことが好きか…全て伝えるから。