黒子のバスケ:赤司征十郎 R18 キミはオレのもの
第5章 挙動不審
遊園地に行った日から一週間。
私は…赤司くんを避けていた。
赤「絢、この練習メニューなんだが…」
「それあとでやり直しておくから置いといて!私洗濯してくる!」
ちょっと露骨すぎたかな?
赤司くんのことが好きだと気づいてから私はまともに赤司くんと話せない。
顔を見るとドキドキして真っ赤になってしまう。
好きな人ができるとみんなこんな風になるのだろうか?
初めての恋だからよく分からない。
黄「赤司っち達ケンカでもしたんスか?」
赤「いや、そんな覚えはないんだが…」
黒「それにしては露骨に避けられてますね」
青「お前、嫌われたんじゃねーの?」
嫌われた?
もしそうだとしたら…考えるだけで苦しくてたまらない。
絢…どうしてなんだ…?
朝練後、各教室に戻っていく。
私は赤司くんと同じクラス。
今までは一緒に行ってたんだけど…
赤「絢、教室に…」
「あー!私今日数学当たるんだった!ごめん、赤司くん先に行くね!」
黄「ほんとに…嫌われちゃったんじゃないっスか…?」
いつもならここで黄瀬に反論するのに、今朝は…出来なかった。