黒子のバスケ:赤司征十郎 R18 キミはオレのもの
第22章 恋心
休憩時間になり、明らかにイラついている緑間くんをはじめ、ぞろぞろとドリンクを受け取りにやってくる。
緑「あいつらはもっと静かに見学できないのか? 練習の邪魔なのだよ」
黒「確かに騒がしいですね」
黄「オレのファンがすみませんっス!」
青「黄瀬くたばれー」
紫「黄瀬ちんうざい」
黄「ちょ、ひどいっス!」
黒「黄瀬くんのファンも多いですが、君たちのファンも大勢いるみたいですよ。特に赤司くんは基本的紳士ですからね、女生徒に大人気です」
やっぱり…征十郎のこと好きな子たくさんいるんだな…
黄「まあ、当の本人は絢っち以外には興味なしっスから!気にしなくていいっスよ!」
私のことを気遣ってくれたのか、黄瀬くんがフォローしてくれた。
私以外の女の子に興味なんて持たれたら本気で嫌だ。
赤「お前たち、そろそろ休憩が終わるぞ」
黒「赤司くん…その大量の紙はなんですか?」
赤「これか? 入部希望者の用紙だよ。マネージャーになりたい子も多いみたいでね。」
こうずっと騒がれていては迷惑だから、今日で決めてしまおうかと思って。と続けて言っていた。
赤「悪いが、絢と桃井でオーディションしてくれないか?」
桃「分かった!」
「じゃあ一年生の子に声かけてくるね」
一年生を体育館のステージに集めて色々話を聞いてみることにした。
真面目にマネージャーになりたい子だっているだろうし…しっかりやらなきゃね!