• テキストサイズ

黒子のバスケ:赤司征十郎 R18 キミはオレのもの

第20章 新学年、新学期 *



絢side

「えっと……今年は何組かなぁ~」

春眠暁を覚えずな今日この頃、うっかり寝坊しそうだったけれど、征十郎に起こしてもらいなんとか遅刻せずに間に合った。

3月も終わりを迎え、私達は学年が1つ上の2年生になる。
今年も征十郎と同じクラスだといいんだけど…
去年は1組だった。今年はどうかな…1組の方のクラス表をみれば一番最初に見つけた「赤司」の名前。
今年も征十郎は1組1番みたい。

「私の名前も1組にありますように…!」

そう願ってから自分の名字がありそうなあたりに目線を下げて探せば……

「…あった…!」

『雛乃 絢』

今年も1組、彼と同じクラス。

「征十郎!私たち今年も同じクラスだよ!」
赤「そうだね」
「嬉しいね!」
赤「ああ」

…なんかあんまり驚いてないというか喜んでないというか…反応薄くない?

「…同じクラス嬉しくない? あんまり反応がない…」
赤「そんなことないよ、ただ絢と同じクラスになると知っていたからね」
「え?」

なんで知ってるんだろう? 普通、生徒は発表まで知らないよね?
不思議に思って征十郎を見上げたけれど、ただ微笑んで理由は教えてくれなかった。

赤「クラスも分かったし行こうか」
「あ、待って友達の名前も探したい!さつきちゃんとかバスケ部のみんなとか…」
赤「見なくてもすぐに分かるよ」
「???」

征十郎はそのまま私を引っ張って1組の教室に向かい始めた。
見なくても分かるってどういうことだろ?


----------------------------
アンケート答えてくださった方ありがとうございました!
さっき確認したら同票でした(笑)
まだの方は答えてくれると嬉しいです!というか答えてください~おねがいします!
/ 215ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp