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黒子のバスケ:赤司征十郎 R18 キミはオレのもの

第19章 3月14日 *



「これ…」
赤「ハッピーバースデー絢」
「っ…」
赤「ロウソクの火消して」

ふぅ…と消せば暗闇。
すぐに征十郎が電気をつけてケーキの形がはっきり見える。

赤「昼間もケーキ食べるからと少し控えめの物にしたんだが…」
「それでも十分豪華だよ! 綺麗…」
赤「今食べるかい?」
「もちろん!」

ケーキを切り分けて征十郎と食べる。 甘さ控えめで美味しかった。
ケーキを食べ終えるころ、征十郎から箱を差し出された。

赤「誕生日プレゼントだ。」
「え、でも私ハンカチ貰って…」
赤「あれはバレンタインデーのお返しだ。 誕生日プレゼントはまた別だよ」

開けてみればシンプルだけど針の形が可愛い腕時計。
どことなく貰ったブレスレットと色合いが合いそうだ。

赤「いつもブレスレットしてくれているだろう? だからそれと合うように選んだんだ」
「!」
赤「これもたくさんつけてくれると嬉しい」
「つけるよ!毎日! こんなに素敵な時計貰っていいの?」
赤「絢にあげるために買ったんだよ」

試しに着けてみればブレスレットととても合っていた。

「可愛い…早く誰かに自慢したい!!」
赤「そんな風に言ってもらえると買った甲斐があるよ」
「征十郎本当にありがとう!」
赤「喜んでもらえてよかったよ…」

そっと頬に手が添えられる。
私は軽く征十郎に抱き着きながらゆっくりと唇を重ねた―――


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こんなハイペースで一つの章書いたの初めて?かもしれないです!
今回のお話はユリさんからヒロインちゃんのお誕生日ネタを頂いたので、どうせならホワイトデーにしよう!とか思い付きで始めたので、大変でした(笑)
でも当日の内に完成させたくてなんとか頑張りました(*^-^*)
ユリさんありがとうございました!
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