黒子のバスケ:赤司征十郎 R18 キミはオレのもの
第19章 3月14日 *
食事を終えて外に出る。
お会計は征十郎が払ってくれた…申し訳ないな…でも嬉しい…//
再び手を繋いで街をぶらぶらしたあとお家でDVDを見ようとレンタルショップに入る。
携帯からメールを告げる音がした。
「わ、なんか一気に来たな…さつきちゃんだ」
『絢ちゃんお誕生日おめでとう!学校のときみんなでお祝いするね!
今日は赤司くんとデート楽しんでね♪』
「え、お祝いしてくれるんだ!」
赤「どうした?」
「さつきちゃんがお誕生日のお祝いしてくれるって!楽しみだな~」
赤「桃井に先を越されたな…絢、DVDを借りて家に戻るぞ」
「? うん」
DVDを借りたあと、スーパーでお菓子も買って家に帰る。
家に着くなりなぜか……征十郎の部屋に閉じ込められた。
「え、なに!?なんで!?」
赤「いいからちょっと待ってて」
よく分からないまま待っていれば家の明かりが消えた。
ガチャとドアが開き、征十郎が入ってきた。
「征十郎? なんで部屋の電気消して…」
赤「この方が綺麗だろう?」
リビングのテーブルの上には…ゆらゆら暖かいロウソクの光。
バースデーケーキがあった。