黒子のバスケ:赤司征十郎 R18 キミはオレのもの
第17章 ロシアンルーレット
ひとしきりさつきちゃんをからかった後、2人でカップケーキ作りを始めた。
2人で作っているので作業ががサクサクと進んでいく。
「えーと…あ、あれ出しとかなきゃ…」
桃「…(なんだか前一人でケーキ作った時と生地が違う気がするなぁ…もっとお砂糖とかいれればいいのかな?) えいっ」
「あれ?さつきちゃんカップケーキの入れ物どこだっけ?」
桃「あ、さっき買った袋の中に入れたままかも!」
「ソファに置いてあるやつ?取ってくるね」
桃「ありがと~!(あれ?入れすぎたかな?他のももっと入れればいっか!)」
私がちょっと目を離したすきにさつきちゃんが入れてはいけない物まで投入してるとは気づかずにそのままカップケーキ作りを進めていった。
「よし!あとはこれを焼いたら完成だよ!」
桃「やったぁ!」
「みんなにあげるの楽しみだね!」
桃「うん!」
その後、おしゃべりしたりテレビを見たりしながら焼きあがるのを待って完成したカップケーキをラッピングしていく。
みんながさつきちゃんの料理はやばいとか言うから心配してたけど特に変なとこはなかったし、カップケーキも綺麗に膨らんだ。
「(みんなが大袈裟に言いすぎだったんだな~)」
後に、少しでも目を離したことを後悔する状況になるとは知らず、楽しくカップケーキを作り終えた。