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黒子のバスケ:赤司征十郎 R18 キミはオレのもの

第16章 そういえば



珍しく征十郎が椅子から落ちそうになった。

赤「っ…オレと別れるつもりなのか?そんなことは許さない…絢はずっとオレのものだ。」
「え、別れる?なんのこと?」

意味が分からず首をかしげてみた。

赤「なんのことって……絢、キミはさっきから何の話をしているんだ?」
「え?だから学生らしく節度ある交際をするために今日からお布団は別々にしなきゃって…」
赤「…はぁぁ…言葉をあんなに短縮して言われたらさすがのオレでも分からない。さっきの言葉だけだと別れ話に聞こえるぞ」
「え、うそ!? 征十郎と別れるなんてやだよ!…今度からは気を付けて発言します…」

赤「よろしい。それでどうして急にそんなこと言い始めたんだ?」
「私…気づいたの!ここに来てから一回も朝まで自分のベッドで寝たことないって!」

改めて口にするとすごく馬鹿みたいなこと言ってるけど、本当にいつも無意識に征十郎のベッドで寝ていた私。
本来高校生で同居だなんてあり得ないんだから、そこらへんはちゃんと分別つけなきゃ!

その旨を征十郎に伝えると…

赤「…なるほでね、絢の言いたい事は分かるよ。」
「だから私今日からは自分の部屋で寝るn…」
赤「だがしかし、却下だ」
「え!?」

なんで!?

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