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黒子のバスケ:赤司征十郎 R18 キミはオレのもの

第3章 バスケ部のマネージャーになる



赤司side

彼女は本当に見学に来てくれていた。
手を振るとうれしそうに振り返してくれた。

可愛い。
腕の中に閉じこめてしまいたい。
オレ以外を見ないように。オレ以外のすべてのものから遠ざけてしまいたい。
そうしたらきっとキミはオレから離れられなくなるだろう?

自分の知らなかった内なる歪んだ感情にひたっていると彼女がこちらに近づいてきた。


「赤司くんお疲れさま! ゲーム凄かった~カッコよかったよ!」
赤「ありがとう」


自然と口角が上がるのがわかる。
かっこいい、社交辞令だとは分かってはいるが彼女から言われるとやはり嬉しい。

オレを見てくれたのだと。 彼女の瞳にもっとうつしたい。
オレだけを。



他の男になど絶対に渡さない。
彼女はオレのものにする。


「赤司くん今ので更にファン増えたんじゃない? 赤司くんがシュートしたときみんな目がハートだったよ!」
赤「雛乃は違うのかい?」
「え!?///」


彼女以外の女性などどうでもいい。 オレが欲しいのは彼女ただ1人だけだ。


「え、と…そうだね…私もハートになってたかも…??///」

照れた顔もすごく可愛い。 真っ赤で…とても美味しそうだ。

赤「クス…雛乃は本当に可愛いな。 どうだい、マネージャーになる気になった?」

……か、かわいい!? 赤司くん今可愛いって言った!?

「な、なりたいなとは思ったんだけど…希望者がたくさんいるみたいだからバスケ部のマネージャーは諦めようかと…」
赤「! 駄目だよ。オレはキミにマネージャーになって欲しい」
「え、でもこの人数じゃあ…」


イケメン揃いのキセキの世代。
ここにいる女生徒はみんなマネージャーになりたいと思っているはず。
現にさっきから赤司くんのファンに睨まれてるしね。
ああ、視線が痛い。

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