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【おそ松さん】貴女と愉快な六つ子たち

第2章 貴方の後ろは~おそ松~



しばらくの沈黙の後....
おそ松がぽつりと言葉をこぼす


「俺の初めて奪っといて、コクられてんじゃねーよ」


キーっっという音がして自転車が止まる。
いきなりのことで、私はおそ松にしがみつく


「そうやって俺の後ろでしがみついてろ」


その言葉に私はおそ松のお腹に手を回して、これが返事とばかりにぎゅーっと抱き締めた。

止まらない涙が、後から後から溢れてきて言葉が出てこない。

それでもおそ松の背に顔を埋めながら、必死で想いを伝える。

「好き.... 大好き.... なの.... 」

涙声で伝える言葉がおそ松の耳に届くと同時に

「俺も.... 透が好き」


返事が帰ってきて、また涙が止まらなかった。
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