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【おそ松さん】貴女と愉快な六つ子たち
第2章 貴方の後ろは~おそ松~
「おそ松.... 痛いよ」
そう言ったが、おそ松はいっこうに手を離してくれる気配はない
ずんずんと黙って私の手を引っ張っていく
おそ松が学ランの下に着ている赤いパーカーの袖ごと手をくるまれて、じんわりと手の温もりが私を包む
その熱が暖かすぎて、思わず涙がこぼれそうになる。
今起きている状況がいまいち把握できない
おそ松....
私自惚れていいのかな?
まだおそ松のこと好きでいていい?
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