第2章 作戦決行
どうするどうしようまさかこんなことになるなんて!!
ああでも迷ってる暇ないよ、みんなどんどん先進んじゃってる!
うぐぐ…6対1はきつい…でもこうなったら!
一網打尽だ!!!
「あのぅ、すみませーん(1オクターブ高音)」
「え?…えぇぇ!!?///」
「「「「「!!?///」」」」」
よし、掴みはOK!全員赤面して固まったわ!
さーて、作戦開始と行きますかぁ♪
「突然申し訳ないのですが、実は道に迷ってしまって…どうか道案内をお願いできませんでしょうか…?」
「あ、なんだーそんなこと?俺でよかったらどこでも連れてってあげるよ〜?」
「いや、俺に任せてくれカラ松ガールズ!君のためなら地平線の果てまでもエスコートしてみせよう」
「僕を選んだ方が賢明だと思うよ。これでも歩くナビって呼ばれてるほどこの辺りの地域には詳しいからね」
「…上3人と末弟は相手にしないほうがいいよ。道案内なら俺と十四松がする」
「さっすが一松兄さん!僕もそれがいいと思いマッスル!」
「いやいやいやいや、この中で一番まともなの僕だからね!ねぇ君、僕を選んでよ。損はさせないから☆」
…ん?何かがおかしい。
なんで6人全員私の取り合いみたいになってるの?!めんどくさいからそこは結託しなさいよ!
ああもう、仕方ないなぁ。
「皆さんのお気持ちは嬉しいです。でも私はどなたか1人、ではなく、皆さんにご案内していただきたいのですが…」
「えー?んなこと言わずにさぁ、俺と一緒にラブホ行かない?ラブホ♪」
Σなッ!?
「ちょっ、いきなり何言ってんのこのバカ長男!///すっ、すみません!今の冗談ですから!」
「は、はぁ…」
「ちょっとおそ松兄さん、ほんっとやめてよねー!僕らまで品がないと思われるじゃん」
「んだよー!どーせお前らだって腹ん中に一物抱えてるくせに!こんなカワイイ子目の前にして冷静でいられるとかマジないわー」
「だからって初対面でいきなりラブホ言うか!十四松、卍固め!」
「あい!」ぐぎぎぎぎΣ「ってぇーッ!?」
…あ、あれ?なんだか…