第31章 6つ子、人生最大の危機到来
な、なんの前触れもなくいきなりおそ松たちが部屋に入ってきた!?
「おい!さっきから黙って聞いてれば、なに自然な流れでカラ松エンド入ろうとしてんの?!俺たちのこと忘れてない!?」
「いくらなんでも酷すぎるよちゃん!カラ松贔屓しすぎだからね?!ページ数もダントツだし終始甘々な雰囲気だし!」「チョロ松、気持ちはわかっけどマジメタ話やめて」
「デートはまだ許すよ!でもさっさと結ばれるのはダメ、絶対!僕が惨めすぎるから!明日にでも首吊って死にたくなるからぁぁぁ!!」「散々な扱いだったもんな、トッティ」
「……クソ松を選ぶってんなら、死なば諸とも…ヒヒッ、ヒヒヒ…」「一松ぅー、さすがのお兄ちゃんも怖いから爆弾仕舞ってぇー」
「僕はいいよー!」「十四松、お前こんな時まで天使!」「どうせすぐ別れるだろうしねー!」「前言撤回!やっぱお前が一番怖いわ!」
「ぶ、ブラザー…盗み聞きは犯罪だぞ!ギルティ!」「突っ込むとこそこなの?!イタさ戻ってるしアイタタタタァーッ!」
…ま、まずい。
この流れ、嫌な予感しかしない。逃げなきゃ。とにかく逃げなきゃ。
6つ子が全員揃う=面倒なことしか起こらない
まさにこれ!わちゃわちゃしてる間に逃げるわよ!ついでにバイトへレッツゴー!(脱兎)
ぎゃいぎゃい「…あれ?待って、彼女は?」
「い、いない…!どこへ行ってしまったんだ、!!」
「あーあ…おそ松兄さんが無駄に騒ぎ立てるから〜」「なんで俺ーっ!?」
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