第30章 君に捧ぐ誓い【カラ松】※
そんなわけで、目覚めたのが正午を回っていました。ちなみにバイトは14時からです。
おかげで現在進行形でてんてこ舞い中。
バタバタバタ「カラ松のバカーッ!起きてたならなんでもっと早く起こしてくれなかったのよーっ!」
部屋中を走り回りながら、ベッドに腰掛けてまったりしているカラ松に文句を浴びせる。
「起こそうとはしたんだが、君の寝顔が想像以上に愛らしくてつい2時間も眺めてしまった…許してくれ、マイハニー」「マイハニーゆうな!2時間ってよく飽きなかったわね!」バタバタバタ
ただでさえ全身がだる重で本当はバイトどころじゃないのに!
「いっそ休んだらどうだ?」「お前もかーいッ!!」「え、何が…?」
これだからニートは、どいつもこいつも〜っ…!
「。忙しそうにしているところ悪いんだが」
「何よ!」
「昨日のデートは、楽しかったか?」
「!」
そ、そういえば、感想もお礼も言ってなかった!
「た、楽しかったわよ。途中はどうなることかと思ったけど、あなたと海に行けたのは…その、う、嬉しかった…ありがとう///」
「///っ…そ、それならいいんだ。俺の方こそ楽しかった。付き合ってくれてありがとう、」
「か、カラ松…///」
不意打ちの笑顔に、胸がきゅうっと締め付けられる。これは恋心なの…?だったら私…
「…カラ松、あのね」
「ん?」
「私、あなたのこと…」
バァァンッ!!「「「「「ちょぉぉっと待ったぁぁぁぁ!!!!!」」」」」
Σ「きゃぁぁぁッ!?」Σ「わぁぁぁッ!?」