第18章 甘い甘い蜂蜜のような【トド松】※
「…トド松。私としたいの?」
「……うん」
「そっか…」
罪悪感は消えないし、根本的には何も解決していない。
でも私は、これ以上彼を拒絶したくない。その気持ちは本物だ。
それに…愛されることで芽生える感情もあるかもしれない。
私は火を止めて材料などを軽く片付ける。できたて、食べたかったんだけどなぁ…
「っちゃん!」「きゃっ!」
片付け終えたと同時に、彼は再び私を強く抱き締めてきた。
「と、トド松…!待って、せめて部屋に…っ」
「ごめん、待てない…1回だけ。1回だけでいいから、ここでしよ…?」
こ、ここって、台所で?!
無理、それは無理!今後料理する時に思い出しちゃうから無理よ!
「お願い…僕、君には優しくしたいんだ。これ以上余裕がなくなったら、優しくできないかも…」
「う…」
結局こちらが根負けし、素直に身を預けることにした。お願いに弱いのかも、私…
「い、1回だけよ…ほんとに1回だけ…」
「うん、ありがとう。ちゃん…」
唇が重なる。リップ音を立てながら啄むようなキスを繰り返し、やがて舌を絡め合う深いキスになっていく。
「んん…っ///は、ぁ…」
「…ちゃんの唇、甘いね」
「あま…い…?」
「うん…とっても甘い。食べちゃいたいくらい」
彼は無邪気そうに笑ってから、私の体を後ろに向けさせ、両手を流し台の縁につかせた。
「本当は君の顔を見ながらがよかったんだけど、それはまた次の機会に取っておくよ。昨日の今日で、あまり無理させたくないからね」
「な、何を…あぅっ///」
振り向こうにも後ろから体を拘束されてて振り向けずにいると、スカートの中に手を入れられ、秘部に指を這われて思わず声が出てしまった。
「んっ…あ…と、とどまつ…///」
「ごめん…ごめんね、ちゃん。もっとたくさん触ってあげたいんだけど、理性を保つ自信がなくて…気持ちよくしてあげるから許して…ね…?」
「ひゃ…っん…///」