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【アイナナ/R18】Melody.【九条天】

第8章 7 Melody.




(だっ、誰かいる……!)



そんなこんなで寮まで帰ってきた私達だが……
フと入り口に視線を向けると、何やら怪しげな人影が2つ見えた。


紡ちゃんと社長さん……または万里さんかなと思ったけど、背丈からして紡ちゃんではない。



「あ、あのっ……あそこに誰かいます……!」

「本当ですね……さんは下がっていて下さい。もしかしたらあなたに反感を持っている人達かもしれません」

「う、うん……」

「大丈夫ですよ、。あなたはワタシが守ります」

「あ、ありがとうございますナギさん……」

「行きますよ」



一織くんを先頭に7人に囲まれながら玄関に近づいていく。

反感を持っている人ではないような気がするけど、陸がやたらと「姉、離れないで!」ってめちゃくちゃ守ってくれるから、大人しく真ん中にいる事に。


三月さんやナギさんも凄く警戒してる。



「あっ……!」
(あの人達は……)

「OH……八乙女氏に、十氏です?」

「よっ。お前らおせーよ」

「みんなお疲れ様。ごめんね、ちょっと用があって待たせてもらったよ」

(やっ、八乙女さんに十さん……?!)

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