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【アイナナ/R18】Melody.【九条天】

第6章 5 Melody.




「おはようございます。……って、皆さん何やってるんですか?」

「おわっ?!お前ら早く隠せ……!」

「三月さん……今何を……」

「なっ、なんでもねぇよ!だよな壮五!」

「えぇっ?!僕に振るんですか?!」



Re:valeさんの番組をみた次の日。
朝事務所に行くと、IDOLiSH7のみんなが揃って何かをやっていた。

私が来た途端バタバタし始めたから……明らかに隠し事をしているというのがわかる。


なんだろうとよく目を凝らしてみると、三月さんの背に一つのスマホがあった。



「あー……おはよう。今日もいい天気だなー」

(誤魔化そうとしてる……)
「大和さん……何を見ていたんですか?」

「み、見てねーよ。なーナギ」

「YES.ワタシ達、何も見ていません」

「……嘘ですよね?ちょっと三月さん、私にも見せてください」



どうしても気になって三月さんのスマホを見ようとする私。
でも陸が待ったをかけてきた。


凄く暗い顔をしているから良い話ではないって直ぐわかったけど……まさか私に関係ある事だったなんて……。



「隠したってバレるよ……だからオレから話す」

「待ってください七瀬さん!本人はまだ知らないかもしれないんですよ……?!」

「そうかもしれない……でもさっき廊下で姉のマネージャーとすれ違ったんだ。あの人はもう知ってるみたいだったから、姉の耳に入るのは時間の問題だと思う……」

「だから事の原因である自分から話して責任を取る……そう言いたいんですか?」

「うん……オレが悪いから……」

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