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【アイナナ/R18】Melody.【九条天】

第3章 2 Melody.〜天side〜




「よろしくお願いします」

「おっ!きたきたTRIGGER!!」

「そりゃ今日のゲストだからね」



何も知らないボクは楽達と一緒にスタジオ入り。
そこには既に百さんと千さんがいて、相変わらずのノリで出迎えてくれた。


挨拶が終わったらスタッフと最終確認。
最終確認が終わったら指定の場所にスタンバイ。
スタンバイが終わったら後はカメラが回るのを待つだけ。


その間もRe:valeの2人はいつもと変わらない様子だった。



「こんばんはー!!オレ達Re:valeがお送りする番組っ!始まるよ!!」

「ごめんね、モモがうるさくて」



そして本番開始。
百さんの明るい声からスタートした番組は順調に進行していく。


最近のヒットソング紹介
視聴者からのお便りコーナー
Re:vale、TRIGGER……それぞれのパフォーマンス披露


合間に百さんがボク達に話を振ってトークしたりして……そのまま何事もなく終わるはずだった。



「えっ?!もうちょいで番組終わり?!」

「そうだよ。モモ、ちゃんと締めくくって」

「わかってる!!じゃあ最後に最近小耳に挟んだ事を言っちゃおう!」

「何?」

「ユキのメッシュ、実は雪の女王に魔法を当てられて出来たやつなんだって!!」

「そうなの?昔の記憶がないからなんとも言えないんだけど……ってそんなわけあるかい」

「ユキだけに雪の女王!!」

「それは上手いな」

「ははは!!でしょでしょ?!でも本命はこっち!!」

「モモ、時間ない」

「そうだね!!じゃあ言うよ!!最近あのIDOLiSH7が所属する小鳥遊事務所に女の子の新人ちゃんが入ったんだって!名前はちゃん!!」

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