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【アイナナ/R18】Melody.【九条天】

第17章 16 Melody.〜天side〜




「はい……!」



って、とびきりの笑顔を見せたはステージの方へと駆けて行った。

すると入れ替わりに楽と龍がやって来て「なんとかなったみたいだな」と言う。


事情を全て隠す事は出来ないと判断したみたいで、やむを得ずRe:valeに打ち明けて助けてもらったらしい。



「……そう」

「お前がいなきゃ俺達は出て行けねぇからな」

「百さんと千さんには後で改めてお礼を言おう」

「ああ、そうだな」



の為に手を差し伸べてくれたRe:vale。
事情を説明されても嫌な顔ひとつしないで、快くヘルプをかって出てくれたそうだ。


「わかった!ここはオレ達に任せてよ!」
「ああ。時間稼ぎくらいなんともないからね」
「そうそう!ユキと話してると話題尽きないしさ!トークで引き伸ばしてあげる!」
「その代わりちゃんを頼む」
「ちゃんと安心させてあげて!ちゃんが上がってくるのをステージで待ってるから!!」



聞いてるボクまで胸が温かくなる。



(けど掛け合ってくれたのはこの2人……)
「……ねぇ」

「なんだよ天」

「どうしたんだ?」

(……言いにくい)
「……」

「呼んどいて黙る事ねぇだろ」

「言ってくれ、天」

(お礼を言うのがこんなにも照れくさいなんてね……)
「……ありがと」

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